筆談〜聴覚障害の患者様

2025年05月19日 20:17

聴覚に障害のある患者様がいらっしゃいます。
小学生からずっと通ってくれています。
小さな時から聡明で優しく笑顔がとても可愛らしい素敵な患者様です。

小さい時はお母様と、そして大学生以降は1人で車に乗って来院されています。

あんなに小さかったRちゃんが運転!

運転している姿を見ると感慨深く泣きそうになります。車庫入れも丁寧で上手です。(私より上手い。私は何度かぶつけてます。)

彼女とは筆談で会話しながら治療しています。
A4の紙を何枚も使って会話します。
お互いが納得できる治療をするために筆談でたくさん会話します。

手話,チラッとですが覗いてみましたがなかなか私には難しく諦めてしまいました。
その分,たくさん筆談できたらいいなと思います。

親知らずを筆談しながら抜歯した時はお互い少し手こずりましたね。
しかし、長年の信頼関係でなんとか乗り切れたように思えます。

そういう時にとてもやりがいを感じます。
本当に嬉しくありがたい事です。
ありがた山のとんびガラスです。

彼女は今もう立派なお母さんです。
小さい時から変わらず笑顔が素敵で優しく頑張り屋の女性です。

これからも見守っていくことができたらいいなと思います。

ありがとうございました。

ご無礼つかまつりの三郎。



*当院ブログへの快いご協力,誠にありがとうございました。

1歳の男の子のママになったRちゃん。
お子さまの検診もご希望してくれました。

小さい頃からずっと通ってくれた子の成長を見ることができ本当にありがたく嬉しく思います。

筆談では診療の説明はもちろんですがたくさん雑談もしたりします。

『ご主人どんな人⁈』
『まあまあ,かっこいいです。』
『キャーキャー!見たい見たい!』
『えー、いやですー。』
『いいじゃん!見たい見たい!』
など。
結婚が決まった時はこんな話しましたよね。
ご主人,結局患者様としてきてくださいました。
筆談の通り,かっこよくて優しい人でした。


またたくさん筆談しましょう。

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